心中告白

こんなはずじゃなかった
このままさっさと この場を去って
あなたのことなんか これっぽっちも
気にも留めずに

知っていますか
あなたの安い優しさで
私、夜も眠れなくなったこと
知らなかったでしょう
わたしが無口な理由は
あなたに気持ち 悟られないため

こんなはずじゃなかった
このままなにも なかったみたいに
素知らぬふりで 澄まし顔で
離れさせてよ

あの日の雪は
あなたがどかしてくれたあの雪たちは
今やすっかり姿を消しました
けれども私の中に積もった何かは
今も溶けずに残っています

こんなはずじゃなかった
このままでいいわけないよ やだよ
ほんとはちゃんと 伝えたかった
だから消えない

詩を書いてみました。
ありきたりな気がしてきました。